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☆コミック化記念(?) 特別企画☆
土塚理弘(さくしゃ)が
語る『清・杉』

  74P
土塚理弘 『清村くんと杉小路くんと』は、ぼくが初めて雑誌の新人賞で
賞をとった作品『清村くんと杉小路くん』(第8回エニックス21世紀
マンガ大賞で準大賞受賞)を連載向けに多少設定を変えたもの
です。連載向けということで、もっといろんなキャラを出したり、
いろんな所に行かせたり、サッカー部ということで試合もいっぱい
やったりライバルも出てきたりと、いろいろ楽しいことをいっぱい
やろうと思っていたのですが、構想の段階でボツりました。そして、
ちょっとグレて、もうキャラクターは主人公たち以外ほとんど
出さないでやろうと思い、さらに舞台もサッカー部部室とその
周辺だけに絞ることにしました。かなり閉鎖された世界ですね。
てなわけで、この作品はこの限られた世界でどれだけの冒険を
繰り広げられるかをひとつの目標として始動しました。さて、
このままどれだけ読者の皆さんを飽きさせないでいられるのか。
果たして・・・
というか、まさかガンガンでやるとは!!
   〃 コンビ  ちょっとコワいにーちゃんと、それを手玉にとる
普通っぽいコ。こういうタイプのコンビを描くのが好きで、『清・杉』
の前にもいくつか作ったことがあります。たしか一番最初に
作ったのが『ねこパンチ』という作品です。もうこのころから
ねこです。ねこばっかです。
   〃 タイトル  タイトルは当初『清村くんと杉小路くんのまったりな
いちにち』とするつもりだったのですが、長すぎるとのことで
現在のものになりました。
   〃 杉小路  "すぎこうじ"じゃなくて"すぎのこうじ"が正しいのです。
連載前の受賞作が少年ギャグ王に掲載されたときは、
なぜか前者になってました。(担当:オレじゃねーよー)
   〃 学年  清村たちの学年を高3と高めに設定したのは、なるべく
ぼく自身の歳に近づけたかったからです。そしてぼくが
"自分の時間"を一番持てたのが確か高3のときだったからです。

   〃 ギャグ  ぼくはギャグマンガを描くとき「やっぱオチというからには
その名のとおりドッスンといかないとね」という考えがありまして、
オチの部分を一番面白くしようと頑張ってます。当たり前ですが。
そのためオチから考えることが多く、一発ネタになってボツることが
よくあります。いや、ぼく自身は好きなんですけど。いろいろなキャラ
やエピソードをいっぱい詰め込んで、いっぱい動かしてワイワイ
楽しいマンガもいいですが、『清・杉』はお楽しみ袋よりもビックリ箱
を目指してます。もっと変にシュールにもしたいんですが、この二人
を使ってやるのはもったいない気がするので、ちょっとお預けにして
います。これでもなるべくわかりやすくしているつもりなんですよ。
   〃 ベタ  ベタを塗るのが好きです。とてもめんどくさいけど好きです。
そういえば、連載第1回目のとき、描き上げた当初は制服の
ブレザーが白でした。結果として画面がまっちろけになってしまい、
迷ったあげく編集部に送った原稿を一度取り寄せてベタを入れ直し、
現在の設定になったという経緯があったりします。
   〃   カラー原稿のとき、制服の色が青だったりしますが、正式には
紺です。ふつーの制服です。そのときどきで色が微妙に変わるのは
単に気分の問題です、ええ。
   〃 トーン  トーン少ないですね。一番の理由はお金がないからです。
   〃 トレース  一番嫌いなのが消しゴムかけです。だからこの作品、
全部トレースでやってます。
いぬ バウアウ(おしまい)
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テーマ:同人活動 - ジャンル:アニメ・コミック

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